モモキングRevoを救いたい【オリジナルフォーマット構築】
どうも、まぐろです。
そろそろクリスマスの季節ですね。
クリスマスといえば、赤と緑の飾り付けが思い浮かびますね。
ん?赤と緑、、、、
はい。赤緑といえばこのクリーチャー!勝熱百覇 モモキングReVoですね!(強引な導入)
先週発売された十王編第4弾のキングマスターカードであるモモキングRevo、殿堂カードであるボルバルザークエクスを彷彿とさせるド派手な能力で有名ですよね。
今回はそんなモモキングRevo、オリジナルフォーマット(メイン40枚のみで構築するフォーマット)について考えてデッキも構築してみました。
是非最後までお付き合いください!
それでは、モモキングRevoの効果を確認しましょう。
コスト7 赤緑
種族)ヒーロードラゴン チーム切札 ジョーカーズ
パワー11000
■キリフダッシュ 赤緑8(自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを 赤緑8支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ 赤緑2」を与える。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、その後、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。
うん、コストが重い!
キリフダッシュという能力は大抵素のコストよりも低いコストで召喚できるように設定されています。(例えば勝熱英雄モモキングの素のコストは8ですがキリフダッシュで出すと6コスト)
しかし、モモキングRevoは素のコストが7、キリフダッシュは8です。
これがとても重い。
今のキリフダッシュを用いたデッキは遅くても4ターン目に安定して勝熱英雄モモキングを出す動きが主流です。
🔽勝熱英雄モモキング
なぜ4ターン目に拘るのか、それは現代デュエル・マスターズにおいて4ターン目以降は死を表すからです。
その点、モモキングRevoのキリフダッシュコストは8、「タイクタイソンズ」や「熊四駆ベアシガラ」が絡まないと4ターン目の着地は極めて困難です。
🔽タイク・タイソンズと熊四駆ベアシガラ
4ターン目に8マナを用意する。というものを想像しにくいと思うのでタイクタイソンズとベアシガラが絡んだ場合のルートを紹介します。
()内の数字はマナの数です
2tタイク(2)→3tタイクチェンジ🔴 ダッシュベアシガラ回収なし(6)
この場合、4ターン目に手札のカードを置いて7マナですが、タイクのチェンジ先(🔴)が次のクリーチャーだと8マナに到達できます
・モモダチモンキッド等のブースト持ち
・ヤッタレマン、勝熱龍主モモキング、ドンドド・ドラ息子等の軽減持ち
・タイクタイソンズ、ボーボボボー坊などのjチェンジ持ち(場合による)
これは本当に一例です。
タイクのみ絡んだ場合、ベアシガラのみ絡んだ場合でも8マナに到達することは可能です。
しかし、筆者は8マナに到達しながらモモキングRevoを抱えるのはかなり難しいと感じました。
その点、勝熱英雄モモキングはキリフダッシュコスト6なので早出しして勝つ!という点ではこちらの方が優れていると感じました(コストが低いから当然だけどもね)
ということでコスト面「は」残念な結果でした。
次は効果に注目してみましょう。
■自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ 赤緑2」を与える。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、その後、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。
つ、、、TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!wwwwwwww
要約するとキリフダッシュで出せばマナから強いの引っ張りつつボルバルザークエクスして回収した強いクリーチャーはチーム切札なら赤緑2をタップするだけで場に出せちゃいます。
2コストにする能力は自分の手札にあるチーム切札のクリーチャーのみに適用されるので構築する際は注意が必要ですね。
相手を縛る能力などは持っていないので能力発動後に何を出すのが強いのかも考えていく必要がありますね。
フィニッシャーとしては100点満点の能力ですね。
自身がSA、回収能力、そして極め付けのマナアンタップ。一枚で完結するのはとてつもなく強いです。
整理しよう
・コストがとにかく重い
・早出しに特化させるのは危険
・出したらほぼ勝ちの派手な能力
・赤緑2だから赤と緑は両方多めに採用しないといけなさそう
・1枚で完結するため他にフィニッシャーを入れなくても良い
上記のポイントを踏まえた筆者の結論がこちらです
「メタカードを積もう」
従来の勝熱英雄モモキングを早出しするキリフダッシュとはメタカードの採用で差別化をはかります。
モモキングRevoの弱点であるコストの重さをメタカードによって稼ぐターンで打ち消す狙いですね。
幸い、ジョーカーズにはJチェンジという時限式に発動させることができる能力があるのでメタカードを積むからといって自分の動きができなくなる。ということは無さそうです。
では、積むメタカードについて考えていこうと思います。
①U・S・A・BRELLA
オリジナルフォーマットにGRクリーチャーはいないので通常の環境に比べて刺さる範囲は狭くなりますが、キリフダッシュデッキ永遠の不利対面であるデスザークのヴァーミラ対策など、オリジナルフォーマットでも活躍の場はありそうです。
火文明単色というメタカードにしては珍しい色なのも赤色が不足しがちなキリフダッシュデッキにはもってこいですね。
ウサブレラの強力な点はメタ能力だけでなく、コスト4以下呪文に選ばれないという攻撃する時に役立つ能力を持っていることです。
また、パワーも高いのでSMAPONなどの全体除去に強いのも良いですね
ただ、ジョーカーズではないのでジョーカーズサポートを受けられないのがデメリットです。
②リツイーギョ #桜 #満開
リツイーギョは主にループデッキ、ワンショットデッキ対策になるでしょう。
ウサブレラ同様、オリジナルフォーマットにはGRクリーチャーがいないので通常環境ほどの範囲でメタることはできませんがそれでも強力な能力です。
時間を稼ぐという点では特定のデッキを半壊させるくらいの力を持っているので仮想敵の流行具合によって挿すカードになりそうですね。
相手ターン中にパワーが7000に上がるのも処理しにくくなるので強いです。
しかし、そもそもこの能力が刺さらなかったり、3体以上出さなくても充分なデッキが存在するのも確かなので出した後安心できないのがデメリットです。
ジョーカーズではないのでジョーカーズサポートを受けられないのもデメリットですね。
③洗脳センノー
オリジナルフォーマットでも多くの踏み倒しが使われることが予想されているので召喚以外の方法でクリーチャーを出さなくする能力は強力でしょう。
①、②と異なり条件が厳しいのでメタれる範囲が広いのが強力です。
また、ジョーカーズなのでジョーカーズサポートを受けることができます。
タイクタイソンズやボーボボのJチェンジから出せるのもベアシガラとの噛み合いが良く強力です。
ただ、色が無色であるためモモキングRevoの赤緑2を支払う能力との噛み合いが非常に悪いのがデメリットです。
④ポクちんちん
ポクちんちんの魅力はなんといっても墓地をシャッフルできる能力ですね。
オリジナルフォーマットでも墓地ソースやロマノフワンショット等、墓地を使用して戦うデッキが多いと推測されるのでこの能力は特定の対面で猛威を振るうでしょう。
また、出した後もコストを支払わずに出したクリーチャーを山下送りにする能力を持っているのであまり腐らないのも強さの一つです。
しかし、この山下送りにする能力は洗脳センノーなどと異なり、効果は発動させてしまうのでループデッキ等には効果が薄いです。
ジョーカーズであるため洗脳センノーと似た恩恵を受けれる点も強いですが同様に無色なのが難点ですね。
総評
どのカードもいまいち魅力に欠けますね。
どうしてもメリットよりもデメリットが目立って採用しないで自分の動きを通した方が良いんじゃないか?となってしまいます。
動きを邪魔せずに広い範囲にメタが機能してできればモモキングRevoのサポートもできる有能カードないかな〜〜
そんなオリカみたいなもんあるわけないか、、、、、、、
ありました!!!!!!!!!!
希望のジョー星、このカードはカード内の色表記を全て無色にするトンデモ能力を持っています。
🔽無色になるとは?
例えば進化する条件が火文明のクリーチャーは進化できなくなります。
d2フィールドなので張替えかカード除去でしか除去できないという点やその広すぎるメタ範囲から通常環境で多くのデッキに使用されたカードです。
効果は強力だけど本当にキリフダッシュと合うの、、?と思ったあなた。
これがめちゃくちゃ相性良いんです。
キリフダッシュのコストの横に書いてある文明マークも無色になるのでマナの色を気にせずにゲームをプレイできます!
え、文明マークも無色、、、?
お気づきになった方もいるでしょうが、モモキングRevoの2コストにする能力にもちゃんと文明マークが記載されているので2コストでチーム切札ならなんでも出せます。
この恩恵はとてつもなく大きいです。
赤と緑を両方、多く採用するのはかなり難しかったので構築面でも非常に強力であると言えるでしょう。
ということで、今回はこの希望のジョー星を使ってデッキ構築をしていこうと思います。
前置きめちゃくちゃ長くなってしまい申し訳ないです。
構築
はい。こちらが構築となります。
2コストの初動が8枚に加えて3コストのメタカードが4枚とかなり安定した形になりました。
また、除去範囲は狭いものの、シールドトリガーも4枚採用することができました。
では、採用理由に入ります。
○タイクタイソンズ、ボーボボ
・貴重な2コストJチェンジ4
・絶対にプレイしたいから合わせて8枚採用
・パワーが高いボーボボはオニカマスに殴り返されずにベアシガラを着地させられるので対面と手札によってはタイクよりも優先して出す場合あるので注意
・ヤッタレマンは希望のジョー星が無色で無色が多くなってしまう点やこの構築だと3ターン目に強く動くカードがベアシガラしかないため見送りました
○希望のジョー星
・先程記述したので割愛
○モモダチモンキッド
・キリフダッシュ持ちブースト枠
・キリフダッシュは何枚も宣言できるので2マナ増えるベアシガラと一緒に宣言するの大事
・モンキッドRevoと異なりチーム切札でなくてもマナに置ける点、アンタップでマナに入る点、キリフダッシュ2で使える点が強いと感じたので今回はこちらを優先しました
○スパダチキャンベロRevo
・キリフダッシュコスト10だがモモキングRevoの効果で2コストにして出せる
・4枚入れても良いのですが今回は枠の都合上3枚にしました
・キリフダッシュで出すと自分のチーム切札が殴る時にチーム切札全てをアンタップさせる能力(つまり無限攻撃)を付与させる
・このカード単体のパワーも高く、自分のチーム切札の召喚コストを1下げる(チーム切札版ヤッタレマン)能力を持っているためタイクタイソンズやボーボボからチェンジしても強い
・SAかつ相手のセンノーを殴り返せるパワー5000なのもグッド
・場にモモキングRevo、希望のジョー星があり、勝熱龍主モモキングがいない場合スパダチキャンベロRのチーム切札の召喚コストが1少なくなる能力とジョー星の無色になる能力、モモキングRevoの自分のチーム切札にキリフダッシュ赤緑2を付与する能力が化学反応を起こして1マナでチーム切札キリフダッシュし放題バーゲンセールが始まります(筆者は裁定に詳しくないのでもし出来なかったらごめんなさい)
○熊四駆ベアシガラ
・マナブースト後の回収は任意なのでモモキングRevoを手札に持っている場合は常に早出しのプランを想定すると良いです
・モモキングRevoもそうですがキリフダッシュするクリーチャーを複数体宣言する際、処理する順番は自由なので宣言のし忘れがないよう注意
(例)起きてるマナが4枚しかないけどベアシガラとモンキッドをキリフダッシュ宣言。ベアシガラ効果で山上2枚から自然文明含むアンタップマナが落ちた場合自然文明キリフダッシュ2であるモモダチモンキッドも場に出すことができる
○ジャック・豆ルソン
・チーム切札版キリフダッシュを持ったラグマール
・ジョー星を置いた次のターンに除去しながらマナ加速ができるのが優秀なので採用
・このデッキの場合、従来のキリフダッシュデッキと異なりマナさえあれば、盤面にクリーチャーが少なくてもそのままフィニッシュまでいけるので自分の盤面が増えないデメリットも緩和されていると感じました
・豆ルソン自身をマナに置くことでベアシガラやモモキングRevoの回収効果で回収、もう一回使うというムーブもできるのもグッド
・対面によってはプレイする機会が少ないので3枚採用
○勝熱龍主モモキング
・キリフダッシュをサポートする上で強力なサーチ能力と軽減能力を兼ね備えた万能サポート 故に4枚
・軽減能力はターンごと最初の一回のみなのと2よりも少なくならないので注意
・スパダチキャンベロと同じくSAパワー5000なのでセンノーを上から叩ける
・サーチ対象がジョーカーズカードなのでジョー星を回収できるのも強力でした
○スパダチ ケントナークR
・キャンベロRと同じくキリフダッシュ10持ち
・キリフダッシュ10で出すとそのターン中相手のクリーチャーが出る時かわりにマナにいくので詰めの場面で非常に優秀
・オリジナルフォーマットではロマノフワンショットのスカルベントガデス、ビートダウンデッキのクロック、ホーリーに対して猛威を奮いました
・素のコストが5と少し重いのと詰めに1枚あればいいためとりあえずの2枚採用、ただ環境の変化によって増減する枠なので注意
・マッハファイターを持っているので盤面が空の時などに不意をつくことが可能
○勝熱百覇モモキングRevo
・細かい能力は先程記述した通り
・チーム切札のキリフダッシュコストを2にする能力はチーム切札であれば呪文にも適用されるので構築を変える時は頭の片隅に入れておくと良い
・コストを2にする能力が常在であり、殴ってる時に除去されると負けてしまう対面がいるため、たまにポン置きして除去を強要させることがある
・モモキングRevoをキリフダッシュ宣言する際は他の手札の元々キリフダッシュ能力を持つカードを一緒に宣言するとモモキングRevoのアンタップ処理から入ることで同タイミングで場に出すことができるので注意
○ツルーマン将軍
・このデッキ唯一のシールドトリガー
・マナに置きやすい火文明を入れることでデッキの安定感に一役買っています
・個人的にトリガーは入れるなら4枚入れたいと思っているので4枚採用
・キリフダッシュ3で場に出すことができるチーム切札クリーチャーなので同じ火文明のジョーカーズであるスマッポンや救世主ウマシカとも差別化をしています
・キリフダッシュ3でプレイできることがビートダウンデッキと対戦していて強力でした
以上が採用理由になります。
回してみた感想
かなり強かった。あとめちゃくちゃ楽しい。
従来とは異なるコントロール要素が少し加わったのもあり、回していてとても楽しかったです。
一回モモキングRevoをキリフダッシュできればほぼ勝ちだったのでデッキの部類としてはワンショットデッキにあたるのかな?と思いました。
やはりジョー星が偉大で不利対面だったバイク系統をはじめとする除去の入ったビートダウンに有利がつくようになりました。
ただオリジナルフォーマットでどのような山が流行するかは未だ分かりません。そのため、最強!というほどではないように感じました。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジョーカーズが好きでジョーカーズ登場当時からお世話になっている僕にとっても今回のモモキングRevoは個性的で使っていて楽しかったです!
どうやら十王編は4弾で終わりでなく5弾も出るらしいのでチーム切札の更なる強化に胸が膨らむばかりです。
言い忘れていましたが今回構築したデッキはお財布にも優しく、全部一から揃えても8000円ほどで組めるので少しでも興味を持った方は是非組んで回してみてください!
おわり